TKC 巡回監査士補 難易度 税務初心者が独学で合格する勉強法・時間・体験談

今年、巡回監査士補を受験する予定という方はいませんか?

一発合格したいけど、どう勉強したら良いか困ってる方はいませんか?

税法知識がほとんどない状態から、独学勉強期間2カ月半で2020年(令和2年)

「巡回監査士補試験」3科目一発合格した際の独学勉強方法・体験談をまとめました。

「素人がどんな感じで勉強したら巡回監査士補試験に一発で合格できたか」に絞り

私の個人的な感想を書いています。これから受験される方の一助となれば幸いです。

そもそも巡回監査士補とは?

巡回監査士補試験は以下の科目で構成されています。

  • 税法4科目「所得税法、法人税法、消費税法、相続税法」
  • 職業倫理、巡回監査の手法、会計学、経営分析などの分野が2科目「巡回監査Ⅰ、巡回監査Ⅱ」
  • 各科目70%以上の正答率で合格となります。
  • 上記6科目に全て合格した者に資格を付与します。

用意するものは?勉強時間は?

試験機関のTKCが出版しているテキスト・例題集を7月初旬頃から入手することが出来ます。

必ず最新の例題集を購入するようにしてください。去年の例題集があるからと購入しない方が

いますが、試験問題は最新の例題集から準じた内容の問題がでます。

この最新のテキスト・例題集をもとに勉強していきますので過去問の販売はありません。

・仕事のある日は帰宅後、家事など済ませて寝る前の1~1時間半位。(週3~4日)

・休日は土日どちらか3~4時間。(主婦は自由がなく大変!)

・1科目、2~3週間程度で例題集を終わらせました。

・期間としては2カ月半集中。(家族の協力が必要です)

勉強は例題集中心の学習でOK

試験問題は例題集から出題されます。まずは例題集の模範解答を例題集に記入し個別問題は

暗記することにしました。

模範解答を読んで理解できない箇所があったらテキストの該当ページを確認する流れ

それでも理解できない場合は国税庁HPを確認しました。(こちらの方が速いと思います)

数字が変更して出題されますので模範解答を丸暗記するのではなく、理解することが大事です。

勉強の順番

全科目三巡すると、理論問題(用語の穴埋め問題、〇×正誤問題、選択問題)や簡単な計算問題は、だいたい解けるようになります。
税法3科目は例題集を少なくとも三巡しました。

難易度としては、法人税>消費税>所得税>相続税

法人税、3週間→計算問題が多め、仕訳から総合問題が連動している。

例題集の仕訳問題は数字が変えられても解けるようにしておく必要あり。

消費税、2週間→用語の穴埋め問題、〇×正誤問題、選択問題が多め、暗記が多い。

所得税、10日位→用語の穴埋め問題等が少し、比較的簡単。

年末調整や、確定申告などの経験があればかなり簡単に感じます。

相続税、2週間→用語の穴埋め、計算問題が多め、比較的簡単。

総合問題の勉強法

総合問題という申告書作成の流れに沿った計算問題の勉強は最初苦労します。

解答用紙には直接記入せず、必ずコーピーをとっておくことをお勧めします。

実際に記入し計算しないと問題を解くことは出来ません。最初は40分~1時間くらい

かかりますが、3巡目には30分くらいで解けるようになります。

例題集に5回分の総合問題があります。実際に解いてみることが大事です。

こちらも理論問題と同様に3巡はしておくとことをおすすめします。

電卓は大き目でミスタッチをしないものを購入して使いこなしておくことも大事です。

試験直前の勉強法

11月に入り試験まで1週間を切りました。

理論問題・計算問題・総合問題のうち、よく間違えた問題を繰り返し解きなおしました。

試験当日は、よく間違えた問題ではなく、基本中の基本の問題を解きなおし、失点がないように総合問題を一通り解きなおしをし、最終調整を行いました。

続きは試験当日の様子をご覧下さい。




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